2009年 小形研三の世界パネル展

平成21年6月27日(土)より7月12日(日)まで、新潟・北方文化博物館西側ステージにて「小形研三の世界・作品パネル展」を開催いたしました。
小形さんは、ご承知のように雑木を多く取り入れた明るくて洒脱な現代庭として数々の作品を世に送り出しました。また、実践力のある教育者としても大変知られており、その活動は広く海外に及んでおります。

このほか、日本国内における庭園技術講習会や伝統庭園技塾などでは、作庭家を志す若い人達に理論と実践技術両面の指導を積極的に行われました。自らの庭園作品集「庭・自然と造形」で、雑木の庭の先駆けとなった数々作品と独自の庭園理論を掲載され、「雑木と雑木の庭」では自作品の解説。「植栽雑感」では90回にも及ぶ連載を通じて、庭園の魅力と社会における造園の重要性や意義についても言及されました。
海外における作庭活動では、ワシントン日本大使館茶庭、ハワイ大学東西センター日本庭園をはじめ、世界各地で庭園を築造されました。
これらの作品のうち、ほんの一部ではありますが、今回、新潟においてに多くの市民の皆さんに見ていただきました。
加えて秋元氏の「小形さんを語る」と題したトークやにいがた庭園倶楽部の皆さんによる「海外庭園の旅」報告会なども同会場にて行いました。

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